2008年4月24日木曜日

知名度と患者が反比例

正式名称でも医学的な用語でも無く、知名度が低いぎっくり背中ですが、それと反比例するように、ぎっくり背中と思わしき患者は少なくありません。

よく、背中が痛いといいつつ腰の上部を指差している方がいます。
もし、腰痛を腰椎のある所までとするならば、ぎっくり背中で表される範囲は、肋骨のあるある範囲の背部となり、とても広くなります。
なので、個人により痛みを感じる部分が、背中の中央であったり、肩甲骨であったり…バラつきがあるわけです。

もしぎっくり背中であるなら、急な痛みを肩甲骨内側や、背骨付近、肋骨付近に感じる事があるやもしれません。
そうなってしまったら、体や腕を動かすたびに痛みを感じるので動作が制限され、咳払い1つするのに恐々しながら…となる事も考えられます。